乾燥肌を治療するには?乾燥ニキビ対策・乾燥肌かゆみ治療方法
毎日のようにお化粧をする女性にとって、乾燥肌はどうにかしたいものですよね。乾燥肌はお肌がカサカサになり、かゆみやニキビといった他の肌トラブルを引き起こしやすい原因にもなります。
乾燥肌になる原因には、生活環境や食生活、間違ったスキンケアなどが関わってきますので、それらを解消する方法で改善していくのがベストだと言えますね。
そこで、今では乾燥肌を改善するために皮膚科での治療を受けよう考えている人も増えていますが、病院で乾燥肌を治療するには、どのような方法を用いるのでしょうか。
乾燥肌を治療するには?
乾燥肌は様々なトラブルに繋がるお肌の異常であるため、乾燥肌を治療するために皮膚科を受診する人が増えています。
乾燥肌に悩んで受診する人の中には、アトピー性皮膚炎などの疾患以外で、間違ったスキンケアによって乾燥肌になっていることが比較的多く見られています。そのため、受診するとまずは正しいスキンケアのアドバイスを受けることになります。
実際に正しいスキンケアを行っても改善できない場合であれば、外用薬の保湿剤や内服薬の処方を受け、それを使用して治療するようになります。
乾燥肌の治療に用いられる保湿剤には主に2つの種類があります。これらはお肌の保湿を行い、乾燥から守ってくれるものです。
ヒルドイド
赤ちゃんからお年寄りまで使用可能な低刺激な保湿剤です。塗りこむと角質層に浸透していき、水分を抱え込んで保湿を維持します。お肌の角質層にある天然保湿因子と同じ役割をはたして乾燥からお肌を守ります。
白色ワセリン
刺激がほぼないため、傷口に塗ることも可能な保湿剤です。ヒルドイドとは異なり塗りこんでも角質層に浸透はしませんが、お肌の表面で角質層から水分が蒸発することを防いでくれます。また、皮脂膜と同じくお肌を保護する役割を果たします。
乾燥ニキビ対策・乾燥肌かゆみ治療方法とは
乾燥肌の悩みの中でも深刻なのが、乾燥肌から引き起こされるニキビと乾燥肌のかゆみといった症状です。
脂性肌の方が、ニキビができやすいと思われがちかもしれませんが、乾燥肌でもニキビができやすく、何度も繰り返し引き起こしやすいため軽視できないものです。乾燥肌かゆみもお肌には様々なトラブルをもたらす原因になっていますので、きちんとした治療が必要と言えます。
皮膚科では乾燥肌に対して、ほとんどが保湿剤のみの処方になりますが、乾燥ニキビや乾燥肌かゆみが伴う場合には内服薬が処方されることもあります。その内服薬には主に2つの種類があります。
ビタミンB2
ビタミンB2はもともと星野代謝を促進してくれるものです。皮膚や髪の毛、爪を作ることに関与しており、お肌や粘膜を正常に保つ働きをしてくれます。
ビタミンB6
たんぱく質の代謝には欠かせないのがビタミンB6です。たんぱく質の分解と合成を助けて、皮膚や粘膜を維持します。
乾燥肌の正しい治療方法とは
病院の治療では、薬の処方が行われるとなるため薬に頼り切ってしまうことになりますが、それでは根本的な改善になることはありません。そのため、何度も病院に通うことや薬を購入するための費用がかかります。
しかし、仕事をしている人であれば時間の関係で病院に行くことは困難になりやすく、途中で薬を切らしてしまうようになります。これでは本当に改善することができないでしょう。そのため、できる限り薬に頼らず、正しいスキンケアを取り入れることが乾燥肌の正しい治療法となります。
もともと乾燥肌や乾燥によるニキビ、かゆみの症状が出ている原因の多くは間違ったスキンケアと言われています。つまり、その間違ったスキンケアから正しいスキンケアを行うようにすれば、乾燥肌のトラブルの解消だけではなく、元のお肌の調子を整えて良くしていくことも可能になるということです。
そのために適したスキンケアは本当に正しいニキビケアです。
お肌をキレイにするためにも、高い化粧品やサプリメントの摂取を考えている女性は多いかもしれませんが、あれこれ試して自己流のスキンケアを続けるよりも、本当に正しいスキンケアを取り入れて乾燥肌を治していくことを目指しましょう。
乾燥肌を治療するには、本当に正しいスキンケアを取り入れることをおすすめします。