自律神経失調症とは?自律神経失調症の症状をチェックするには

自律神経失調症になることによって、身体のさまざまな部位に症状が現れてしまい、日常生活においても支障が出てしまう場合があります。しかも、自律神経失調症は、病院などで検査をしても分かりにくく、ほとんどの場合は神経科や心療内科などを紹介されてしまいます。

また、病院で異常なしと判断されたり、病院に行かないで放置している人も非常に多く、そのまま、鬱病を発病させてしまう恐れもあります。自律神経失調症は早期発見をして、早めに治すことによって、体調が改善される場合があるのです。

さらに、自律神経失調症にはストレスでなってしまうタイプと元からすでに体質として持っているタイプの人もいるため、原因はさまざまな場合があります。しかし、自律神経失調症の病だと思い放置している人で違う病気だったという人も中にはいます。
自律神経失調症・パニック障害改善プログラム

自律神経失調症とは

人間には全身の器官をコントロールしてくれる自律神経といわれている神経があります。しかし、これらがバランスを崩してしまうことで、体全体にさまざまなダメージを与えてしまいます。

自律神経は、自分自身でコントロールすることができない部分で、交感神経と副交感神経がありますが、この交感神経は体を動かす場合、例えばスポーツを行ったり、勉強する際に利用する神経ですが、副交感神経は睡眠をとる際などの体全体を休めるときに使う神経です。

しかし、この神経のバランスが悪くなることによって、副交感神経を使うことができず、睡眠をうまく取れなくなり、不眠症になってしまったり、交感神経がおかしくなることで、胃の調子が悪くなるなど、身体に支障が表れます。

自律神経失調症のタイプ

自律神経失調症にはそれぞれタイプがあります。

本態性自性神経症

このタイプは子供の頃の体質に関係していて、自律神経の調節がうまく取れない体質なため、非常に乱れやすくなってしまいます。子供のころからスポーツや体育の授業で跳び箱が飛べない場合や運動音痴の人に多く、血圧が低い人に多く見られます。

体質に関係しているため、精神面やストレス、不安感などでなってしまうものではなく、子供のころから行っている生活習慣でなってしまう自律神経失調症です。

例えば朝早く起きなかったり、夜遅く寝たりするなどの不規則な生活や食事を偏ったものしか食べないことなどが関係していると考えられています。

神経症型自律失調症

このタイプは、精神的なストレスでなってしまうもので、少しの不安やストレスであっても体調を崩してしまう可能性があります。感受性が高いこともあり、物事やストレスに左右されやすく、自分の感情が体調にも症状として表れてしまいます。

心身症型自律神経失調症

このタイプは、日常生活や社会生活などのストレスで起こってしまうもので、精神面と肉体面に表れやすいため、ストレスがあることによって、体調に変化が出てしまったりします。主に、真面目で几帳面の人に表れやすく、頑張りすぎている人に多く表れやすくなります。

しかし、心身症型自律神経失調症が進行することよって、抑うつ型自律神経失調症になってしまい、仕事や勉強にやる気が起きなくなってしまったり、食欲がなくなってしまいます。しかも、鬱病と感じられる症状が現れ、肉体的にだるい状態が続いてしまうことや不眠症なども起きやすくなります。主に、完璧主義者や几帳面の人に多く見られてしまう症状です。

うつ病とは

うつ病は、日本だけでも約600万人が掛かっているといわれていて、仕事でも勉強でも物事にたいして意欲を出すことができず、何にたいしても関心を持つことができません。これが毎日続いたり、2週間以上続いている状態が続いてしまい、日常生活を普通に過ごすことができなくなってしまいます。自律神経失調症を放置しておくと、鬱病になってしまう可能性が高くなるのです。

自律神経失調症の症状をチェックしましょう

自律神経失調症チェック

1.息苦しくなってしまう時がある
2.めまいがするようになった
3.起きるときに疲れが生じる
4.気候が変わると体や心に変化がある
5.睡眠不足
6.体がだるい状態が続いている
7.姿勢が悪い
8.喉に何かがつっかえている感じがして咳が出る
9.お腹が痛くなることが多い
10.食欲が無い
11.生理不順または不妊症
12.便秘になりやすいまたは下痢をしやすい
13.口の中が乾きやすくなった
14.涙を流すことができなくなった
15.ストレスを感じてしまう

これらに、4つ以上当てはまっている場合は、自律神経失調症になっている可能性があります。まずは、早期発見のためにも、かかりつけの病院に行くようにしましょう。

自律神経失調症を放置しておくことによって

自律神経失調症は、分かりにくい病ですが、放置しておくことによって、鬱病になってしまう可能性があります。鬱病になってしまうことによって、生きている意味がわからなくなっていき、自ら命を断とうと自殺してしまう人も中にはいます。

しかし、病院では不眠症の薬や気持ちを落ち着かせる薬などを渡してくれるだけで、何年も治療に通っても自律神経失調症が治っていない人はたくさんいます。また、自律神経失調症を治していないことによって、治ったと感じてもすぐにまた、症状が現れてしまう場合もあります。

そこで、自律神経失調症・パニック障害改善プログラムをお勧めします。このプログラムは一日に30分で行うことによって、自律神経失調症を改善できる可能性があるものです。しかも、治療薬などではありません。改善するには自分自身で動くことが必要なのです。

治療薬で治っている人はほとんど無いでしょう。薬を飲むようになると薬に依存してしまう人が多くなってしまうからだと考えます。しかし、実際にこのプログラムを行うことによって、改善することができている人がたくさんいます。何度も高い薬を購入するよりも、プログラムを行うことによって、楽しい人生を歩めるようにしましょう。
自律神経失調症・パニック障害改善プログラム

サブコンテンツ

このページの先頭へ